【Blog】ご先祖様へ
春彼岸は皆さんどのように過ごされましたか?
私は祖母の家へ3年ぶりくらいに行きました。
家族4人で大阪は久しぶり。
コロナ禍でなかなか会えずにいたので、会えた時は本当に嬉しく温かい気持ちになりました。
皆んなで揃ってご馳走をお腹いっぱいいただいて、お墓参りにも行けて、短い時間でしたがとても充実した時間でした。
祖母から、ご先祖様のお話を初めて聞きました。
別の時代を生きた血の繋がりのあるご先祖様のお話はとても新鮮でした。
「あの作曲家の時代にも私と血の繋がりのある方が生きていたのか…!」と不思議な気持ちになりました。
今年アニバーサリーイヤーの作曲家で私が特にお気に入りの作曲家の2人を紹介します。
●セザール・フランク
→生誕200周年
【オススメの曲】
…ヴァイオリンソナタ イ長調
イザイに結婚祝いとして作曲され、献呈されました。
ピアノとヴァイオリンの対話や構成から、これからの夫婦の歩みを描いたような心にグッとくる1曲です。
●アレクサンドル・スクリャービン
→生誕150周年
【オススメの曲】
ピアノソナタ 第4番
ピアノソナタは全10曲、どれも好きで一つ選ぶのは難しいのですが。。
陶酔するような美しさを持つ彼の作品の中でも、特に色彩美を感じられる作品だと思います。
2人の生きる時代に自分のご先祖様も生きていて、命は繋がっていると思うと、
作曲家の生み出したピアノ曲に対しても、より愛を持って向き合いたいなと思います。