【HBD】スクリャービン〜1月お誕生日の作曲家〜
こんにちは。スタッフです!
今回から新たに始まるブログシリーズ
「今月お誕生日の作曲家」
このブログが第一弾。お楽しみください♪
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1月が誕生日である作曲家の1人に、アレクサンドル・スクリャービンがいます。(1872年1月6日生誕)
他の作曲家と彼が最も異なる点として、学生時代の同級生にピアニストとしても有名であるセルゲイ・ラフマニノフがいたことが挙げられます。
もっとも、作曲家としてはラフマニノフが常に一枚上手で有望とされ、ピアニストとしてはスクリャービンの方が有望とされていました。
彼が作曲家になったきっかけは意外なことにピアニスト人生の挫折からでした。
彼は手がそこまで大きくなく、難曲を弾くには周囲の何倍も努力する必要があったことから、その過程で右手を故障してしまいます。
元々の才能からではなく、消極的なきっかけで作曲家となったところに、少し親近感を感じますね。
さて、私が最もお気に入りの彼の作品は、「左手のための2つの小品」です。
この作品は左手だけで演奏されている曲なのですが、それを知らずに聞くと両手で弾いているようにしか聞こえないほど素敵な曲となっています。
そして、両手で弾く曲としては比較的簡単に弾けるので、初心者の方にもおすすめできる曲となっております。
スクリャービンは一般的に有名な作曲家ではありませんが、素晴らしい作曲家です。
この機会に是非、代表的な曲を聴いてみてください。