【Blog】継続が難しい方へ
こんにちは!スタッフブログです。
「継続は力なり」。
この言葉は、学問や音楽、運動など、あらゆる分野において最も大事な事柄だといえます。
一方で、一つの事を長期的に継続することは困難であるのもまた事実です。
今回は、継続することが苦手な方向けにピアノとの一つの向き合い方をお伝えします。
前提として、ピアノ演奏の上達において練習を継続することが最重要事項であることは周知のことかと思われます。
もっとも、ピアノの練習においても継続が難しいことは例外ではありません。
特に、ピアノ演奏は成長や技術の向上が比較的わかりにくく、かつ、明確なゴールが設定しにくいという難点があります。
それが原因となり、ピアノを「習わされていた」方は多くいる一方で、自発的に「習っていた」ないし今も続けている方は少数にとどまるのではないかと考えます。
しかしながら、ピアノを習い始めてしばらくの間続けてやめることは決して悪いことではありません。
実際、ピアニストや音大生の中にも完全にピアノから離れた時期がある人は多くいますし、むしろ音楽から離れた時期がないという人の方が少数派であるようにさえ感じます。
始める、辞めるを繰り返したり、たくさん弾く時期と全く弾かない時期があることも特に問題ありません。
なぜなら、演奏技術も過去に達していたレベルまで戻るのは1から始めるのと比べて圧倒的に容易であり、一度レベルアップしたことは決して無駄にならないからです。
楽しい時期は目一杯楽しみ、苦しくなったら少し演奏から離れる。そのくらい気楽なスタンスで良いのだと思います。
以上のことは、飽き性の方全般的に当てはまることですが、特に若年期は好奇心が多方向に旺盛である傾向にあるため、ピアノや勉強だけに集中することは非常に難しく、周囲がコントロールすることもまた困難です。
そのため、好奇心が向いている時期と向いていない時期でメリハリをつけてあげるということも必要になるかもしれません。
いずれにせよ、苦しい時は無理せず休むことが継続の秘訣かもしれません。